情報システム運用管理の第一歩

ICT・情報セキュリティー

多くの中小企業では専任の情報システム管理者はおらず、他の業務を実施している「ITに少し詳しい」人が兼務しています。まあ、ITの管理よりも業務を少しでも回すことの方を優先するのは、ごく当たり前のことだとは思います。こういった場合、ITの管理を任されている「ITに少し詳しい」人は、新入社員やPC入替等のイベントや、ネットワークに問題が発生した際に対応することだけで手一杯であり、その他のことは放置というケースが大半です。

しかし、どこかの段階で社内システムを管理する対応を迫られる時が来ます。それが経営陣からの指示なのか、「ITに少し詳しい」人の退職なのか、事件・事故の発生なのかは、様々なケースがあります。

さて、そのような状況で何から手を付けてよいか、まずは記録を整備してください。「ITに少し詳しい」人の頭の中にしかない社内のITに係る情報を、記録することにより、共有できるようにするのが第一段階です。

では、必要な記録とはどのようなものでしょうか。

・資産管理台帳

・ネットワーク構成図

・ユーザ管理台帳(アクセス権含む)

・メール管理台帳

・特権管理台帳

・ソフトウェア管理台帳(利用している外部サービス含む)

少なくとも、これくらいは整備してください。これで充分とは言えませんが、これを見れば社内システムの概要が把握できます。

今後、IT運用管理を社内で対応するにしても、外部に委託するにしても、ITに係る記録を整備することは非常に重要です。何か問題が発生した場合も、その記録を見れば対策を考えられるかもしれません。是非、記録を整備してください。